こんにちは。
パワーストーンセラピストの奈月です(^^)/
行き過ぎた貿易自由化の結果
今回は久しぶりに「日本の食」についてお伝えします。
これまでも日本の食に関しては知れば知るほど衝撃的な内容ばかりですが、今回も期待を裏切らない衝撃的な内容ですので心して読んでくださいね(^^)/
今回参考にさせて頂いた本は『ルネサンス』というダイレクト出版さんの本です。その中に書かれていた農業経済学に精通している鈴木宣弘さんのお話を要約させていただきました。
今世界中でコロちゃん騒動やバッタの異常発生、異常気象、ロシアウクライナ問題により食料自給率問題が深刻になっています。(欧州ではついに小麦となたね油の配給が始まったとか!?)それによって輸出規制をする国も増え、小麦、トウモロコシ、大豆などの価格高騰も深刻化しているようです。
グローバル企業の利益のために貿易自由化を進めた結果、穀物を生産、輸出する国が少数に限られ、そして輸入に頼る国が増えました。なので今回のように輸出に規制がかかると輸入に頼っている国は一斉に価格が高騰します。高くて買えないどころか、店頭から消えて買うことさえ出来なくなる可能性もあります。行き過ぎた貿易自由化のお陰で世界中でこのような現象が起きているようです。
日本もこのまま更なるアメリカの要求を受け入れていくと食料自給率がどんどん低下してしまいます。しかしアメリカは私達の知らないところで、更なる貿易自由化を要求しているようです。
ちなみに日本の野菜の種は、主に日本の種苗会社から農家さんなどに供給されているようです。しかしその種の9割は海外から来ているとのこと。日本で採取した種ではなく海外で採取された種と言うことです。なので種までさかのぼると、実は日本の野菜の自給率はたったの8%しかないそうです。とんでもない事実ですね。
あなたはアメリカ産のお肉食べていますか?
そして今でも緩い食料の安全基準ですが、またしても私達が知らない間にどんどん基準が緩められています。まずは一時期世間を騒がせたBSE、牛肉についてですが、2019年5月にBSEの輸入基準が完全撤廃されて、それ以降危険部位の除去もきちんとされていないアメリカ産の牛肉が制限なしに輸入されています。
ふと思い出したんですが、長年アメリカに住んでいた友人が「アメリカ産の肉だけはやめといた方がいい」と言っていたのを思い出しました。餌に何を入れているか分からないと言っていました。私はそれ以来アメリカ産のお肉は一度も買っていません。(私は元々牛肉は買いませんが)
「近い将来撤廃が待ち受けている」
そしてもう一つの危険は作物収穫後の農薬です。日本では収穫後に防カビ剤などの農薬を掛けるのは禁止されていますが、アメリカから入ってくる穀物や果物については、過去様々な経緯があり、「収穫後に農薬をかけると食品添加物に変わる」というわけのわからない名目で認められているんだそうです。ただ食品添加物となるとその農薬名を記載しないといけないので、アメリカはそれさえも「撤廃しろ」と言ってきているようです。「近い将来撤廃が待ち受けている」と書かれていました。
遺伝子組み換え牛成長ホルモン入りの乳製品は日本向け
話は変わって次は「アメリカやオーストラリアの自国では食べない食品がなぜか日本に輸入されている」という驚愕の事実をあなたはご存知でしょうか?
オーストラリアのお肉なら安全と思っている人もいるかもしれませんが、それはオーストラリアの自国民が食べるお肉のこと。残念ながら日本に入ってくるオーストラリアのお肉は危険なんです。成長ホルモン剤を禁輸しているEU向けの牛には使用していないのに日本へ輸出する肉にはエストロゲン(乳がんの増殖因子)が入れられています。欧米ではホルモンフリー化が進んでいる一方で、『日本がホルモン入り牛肉の輸入先になっている』という恐ろしい事実。それを知らずに食べている日本人・・・
そしてEU、中国、ロシアでも輸入禁止となっているラクトパミン(牛や豚の餌に混ぜる成長促進剤)は日本では輸入は禁止されていません。ちなみにラクトパミンは人に直接、中毒症状を起こすそうです。
乳製品に関しても全く同じ事が起こっています。ホルモンフリーの乳製品はアメリカ自国向けで、遺伝子組み換え牛成長ホルモン入りの乳製品は日本向けとして作られています。ここまで聞いても分かるように日本の食はめちゃくちゃにされています。
毒まみれの穀物を世界一多く輸入しているのが我が国日本
そしてお次は耳を塞ぎたくなるようなアメリカの国産農家での恐ろしいお話です。
日本へ輸出する小麦粉には、発がん性のある除草剤グリホサートを雑草にかけるのではなく、直接小麦にかけて、枯らしてから収穫しているそうです。さらに輸送時には「これは日本人が食べるものだからいいんだ」と言って更に防カビ剤をかけているという事実をあなたはご存知でしょうか?
ちなみにアメリカのトウモロコシや大豆はグリホサートをかけても枯れないように遺伝子組み換えをしてあるので、グリホサートを大量にかけているそうです。そんな毒まみれの穀物を世界一多く輸入しているのが我が国日本です!
日本がグローバル種子企業のラストリゾートになりつつある
さらに恐ろしい事実をお伝えしますと、日本で売られているほとんどのパンからグリホサートが検出されるそうです。でも国産小麦で作られたパンからは検出されていません。
ちなみにアメリカではこのグリホサートの使用量が増えています。そのため日本人のグリホサートの摂取限界値を6倍に緩めろと要請され、2017年の12月25日にとうとう規制を緩めたそうです!!
そうとも知らず日本人はパンが大好き!ご飯よりパンという人も多いのではないでしょうか?ただでさえ小麦は日本人に合わないのにそこにタブるパンチで毒が盛られているなんて・・・『日本人の健康、日本人の命はアメリカの手の中にある』と言っても過言ではありません。
ある農薬販売会社と薬販売会社では「(農薬を使って)日本で病気の人を増やし、薬も売れるから2度おいしい」《新しいビジネスモデル》と囁かれているとか。
『全てにおいて従順に従う日本がグローバル種子企業のラストリゾートになりつつある』と書かれていました。
『日本人はどうせ安いものしか買わない』
まだまだあるので覚悟して読んでくださいね(^^)
日本の検疫で引っかかった食品を調べると驚愕の事実が分かりました!
アメリカで防カビ剤をかけているにもかかわらず、発がん性のある猛毒のカビが検出されているそうです。そしてベトナムの農産物からはなんと大腸菌やありえない化学薬品が検出されているとか・・・
日本での検疫での検査率はたったの7%だそうです。検疫で引っかかるのはほんのわずか。つまり93%の食品はざる状態で素通りし、私達日本人の口に入っていると言うことです。
そしてベトナムの工場では工場搬入時点の時、かなりの割合で肉や魚から腐敗臭がしたそうです。なぜこんな事態が起こっているかというと、日本企業や商社が「日本人は安いものしか食べないからもっと安くしろ」と迫ってくるのだそうです。しかしもう切るコストが無くなり仕方なく『安全』というコストを削っているということでした。なので安全性のコストを極限まで下げた輸入食品達がスーパーにの棚に並んでいるということです。
もちろん企業の在り方にも大いに問題はありますが、やはり国民が変わらなければ企業も変わらないのではないでしょうか?国民がきちんと事実を知って安全なものをちゃんとお金を出して購入するという姿勢を示さない限り、いつまでも企業に見下されてしまいます。
『日本人はどうせ安いものしか買わない』と思われているのはとても悔しいです。つまり「日本の消費者は馬鹿だから何も考えず毒入りの商品を喜んで食べている」と企業に思われているんです。
日本の消費者はゲノム編集食品の実験台
ゲノム編集についても書かれていましたがちょっと説明が長くなりそうなので詳しくはご自分で本を読むなどしてお調べください。簡単に言うと、どれがゲノム編集食品で、どの食品がゲノム編集でないかが極力分からなくされていると言うことです。
消費者にはどの食品が「遺伝子組み換えではない食品」なのか見分けがつかなくされているのです。実質、表示を無効にされて分からなくされたも同然のようです。
『日本の消費者は何もわからないままゲノム編集食品の実験台になっている』とさえ書かれていました。しかも既にゲノム編集トマトが家庭菜園用に無償配布され交配されて拡散されているそうです。トマトで実験開始です!
この最悪の事態を変えるは他の誰でもない私達消費者です!!アメリカやEUでも同じようなことがありましたが勇気ある人々の真実の告発や、その真実を知った賢い消費者達の行動がこういった事態を変えることが出来ました。アメリカの消費者たちは表示を無効にされても、自分たちで店や流通ルートを「不使用」にしていく流れを作り、安心安全な牛乳や乳製品の調達を可能にしたそうです。素晴らしい行動力と結束力だと思います。
私達消費者がそうさせている!
日本人もいつまでも政府やメディアを信用して平和ボケしているのではなく、アメリカ国民の危機感や行動力を見習うべきたと思います。私達消費者が離れれば企業は変わらざるを得ません。今の日本は世界中から『危険な食品の標的』とされているそうです。
それはなぜなのか?それは私達消費者がそうさせているのです。
企業は消費者が求めるものを作ろうとします。私達がいつまでも安くて見た目の綺麗な食品を求めているから様々な薬品を使ってそれに合わせた食品を提供しているんです。
例えば曲がっていない形の揃った綺麗な野菜や果物。発色の良い赤やピンク色をしたお肉やソーセージやベーコン。簡単便利な冷凍食品やインスタント食品。見栄えの良いかわいいカラフルなスイーツやお菓子。求めているのは私達消費者です。
そして除草剤入りのパンに、ワンコイン以下で食べられる牛丼やうどんやハンバーガーなどなど。それらはなぜこんなにも安いのか?おかしいとは思いませんか?
日本の消費者は安全面など頭の片隅にも無いのでしょうか?とりあえず安ければ安いほど良いと喜んで購入しています。
当然それらの安い商品には体に害のある毒がてんこ盛りです!!
まずは自分たちがどんなものを普段口に入れているのか知ることが大切です。
そして出来ることから始めてみましょう!
今回は『悪夢の食卓』『農業消滅』の著者、鈴木宣浩さんのお話をまとめてみました。
少しでも人生のお役に立てたら幸いです。
追記:『分別生産流通管理済み』と記載されている商品を買うことをお勧めします
遺伝子組換え農作物と遺伝子組換えでない農作物を生産、流通および加工の各段階で分別管理し、そのことが書類により証明されていることをいいます。
では本日もブログをお読みいただきありがとうございました(^^)/
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