保護犬コスモの成長日記《ペットショップの闇について》 - STONE IRISナナイロの虹　スピリチュアル・アセンション・宇宙に関するブログ

日本のペットショップ業界の闇の現状

今回は以前から書きたかった『ペットショップ業界の闇』について書きたいと思います。

※ちなみにコスモは今日も元気です⇓

朝のグルーミングタイム(*^-^*)ゴロンゴロンします(笑)

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実は私はコスモを迎え入れようと考えるまで「ペットショップ」について何も知りませんでした。ペットショップがあるのは普通のことで別に違和感も感じていませんでした。本当に平和ボケです。無知って怖いですね(^_^;)

カルマさんの動画だったかな？「海外ではペットショップがない国もある。ペットショップがある日本はおかしい」というような内容だったと思います。ペットショップがあるのは当たり前だったのでこの発言を聞いてちょっとびっくりしました。

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もともと私は動物が好きで小学生の頃は雑種のビーグルを飼っていたことがあります。秋田の田舎だったため友達から子犬を譲り受けました。

高校を卒業して東京に出てからは一人暮らし。学校や仕事もあるため動物なんて絶対に飼えない状況だったのでペットを飼うなんて意識は１ｍｍもなかったのですが、この度ノマドワーカーになったということでムクムクと動物が飼いたいと思うようになったんですね。そのためにペット可のマンションに引っ越しました。

猫ちゃんとワンちゃんとどちらにしようか迷ったのですがいろいろ考えて大好きなワンちゃんにすることにしました。そして以前から気になっていた保護犬の里親になることに決めました。

今まで仕事ばかりで自分のことに忙しく、正直日本にいる犬や猫がどのように扱われているのか全く知る由もありませんでした。今回保護犬を飼うにあたっていろいろネットで調べているととんでもない闇が見えてきました。

調べれば調べるほど見えてくる悲惨な状況に本当に胸が痛みました。やっぱり保護犬を迎え入れようと心に決め、京都に引っ越して２ヶ月後本格的に探し始めました。

ネットで調べると全国に沢山の壌土会があります。全国にこんなにも里親を待っている犬や猫がいるのかと驚きと憤りを感じました。なぜこんなにも犬や猫が溢れかえっているのか？自然に増えたのであれば仕方がないとも言えるのですが、その多くが人間のエゴで連れてこられた犬猫です。

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ようはペットショップで売るために、人間が意図的に子犬や子猫を無理やり産ませて金儲けをしているという現実です。つまりブリーディングして大量生産しているということです。これを「パピーミル＝子犬繁殖工場」と呼びます。そして繁殖能力がなくなればその犬はお役目御免となり要らなくなります。

そして悪徳ブリーダーの元にいる犬達はかなり劣悪な環境で生活をしています。

もちろん全てのブリーダーが悪徳というわけではありません。一部そんな悪徳ブリーダーの元、劣悪な環境で生まれた子犬たちがペットショップに並んでいるかもしれないということです。

今回私がお迎えしたコスモはブリーディングを卒業した６歳のオスのロングコートチワワです。

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里親サイトの動画を見た時とても怯えているように見えました。感情もなく楽しさや喜びを知らずに育ったように感じました。是非この子を迎え入れて、今まで貰えなかった愛情をたっぷり注いであげたいと思いました。

私がコスモと出会ったサイトはこちらです⇓

anifare.jp

このサイトだけでも、驚くほど沢山の犬や猫が登録されています。コスモのように感情のないワンちゃんもたくさんいました。（時々動画もあります）このサイトにいるワンちゃんはほとんとがブリーダーさんからで、ブリーディングを引退した子達がたくさんいます。

そして悲しいことに皆歯がボロボロなんです。可愛そうなくらい歯がボロボロ。茶色くなっていたり、何本か歯が無かったり、健康的な白い歯の子はほとんど見かけません。これだけ見ても彼らの置かれている環境は良いものではないと感じ取れます。

※昨日コスモの歯が1本ポロリととれました(´；ω；`)その歯はほぼ歯石で臭いもきつかったです。

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このワンちゃん達は何のためにこの世に生まれてきたのでしょうか？人間のエゴのためにマシーンのように子犬を産まされ、役目が終わればポイです。その間きちんと健康に気を付けて愛情を注いで育てられたのならばまだいいのですが、そんな幸せなワンちゃんは一握りのように思います。

この現状を多くの日本人に知ってほしいと思いコスモの成長日記をスタートしました。

まずは日本の動物愛護が世界に比べてどれほど遅れているのかお話しましょう。

私達は、ペットショップのキラキラした表側しか見ていません。「不幸になるかもしれないワンちゃん猫ちゃんを生み出している場所」でもあるという事も知っておくべきだと思います。

そしてペットショップで売れ残ってしまった犬や猫がその後どうなるか知っていますか？「引き取り屋」と言う業者いることあなたは知っていますか？

犬の引き取り屋とは？

『ペットショップで売れ残った子犬や繁殖能力が衰えた繁殖犬を、１匹あたり数千円から数万円程度の費用をもらって引き取るビジネスです』

このビジネスは愛から成り立っているビジネスでは決してありません。ネーミングを見ても分かるように「お金欲しさに犬を引き取る」というとても恐ろしいビジネスです。

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生体小売業者のビジネスモデルがその原因なんです。そもそもペットショップで動物を販売すること自体を虐待として生態販売を禁止している国もあるのに、日本は動物に対しての意識がかなり低いんです！

残念なことに日本では動物愛護の活動をしている人や団体が少ないのに対し、ヨーロッパでは個人・団体合わせて数え切れない程のシェルターが存在しているそうです！

そしてそれに伴い多くの人々がボランティアをしています。

日本で命の大量生産・大量販売が続いている訳

ズバリそれは、私達消費者がそれを望むからです！つまり「需要と供給」です！

買う人がいるから売る人がいる。命より利益優先の繁殖屋は「買う人がいる以上、売れるものなら何でも作る」と言っているそうです。ゾッとしますね。

こんなことを終わりにするためにも真実を知ってもらいたいのです。

多くの人が真実を何も知らずペットショップで犬や猫を楽しそうに選んでいます。

どうやらドイツでは職業選択の自由があるので、生体販売自体は禁止になっていないそうですが、禁止になっていないにもかかわらず、ペットショップがほぼ存在していないそうなんです。

ドイツでは犬や猫を迎え入れる時、ブリーダーや保護犬猫のシェルターから引き取ることが一般的となっているようですね。その理由は動物のことを想う「アニマル・ウェルフェア」の意識が国民に浸透していることが大きいようです。

残念ながら日本は海外から動物愛護に関しては『三流国』といわれています。欧米より100年遅れているなんて言われているほどです！ある日本の方が欧米のブリーダーさんに「猫を譲ってほしい」と問い合わせたところ『意識が低い日本人になんて絶対に譲りません』と断られたとか。動物愛護に関しては日本のイメージはかなり悪いようですね(^_^;)

しかし私自身も日本でこんなことが行われていたとは最近まで知りませんでした。先日もコスモの散歩中に出会った女性にコスモの生い立ちを話すと「ブリーディング？繁殖犬？」「殺処分とかあるんですか？」などとびっくりしていたのでやはり知らない人が多いんだなと感じました。

まずはこの現状を知ってほしいなと思いました。

「日本で動物に対して何が行われているのか？」

金儲けのために犠牲になっている命が沢山ある事を知っていただけたらなと思います。

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だからと言って決してペットショップを非難したりそこで働いている人を批判したりしないでくださいね。そこにまた分断が生まれます。まずは真実を知って自分の意識を変えていただけたらと思います。一人ひとりがこの現実を知って意識が変わって行けば、自ずとペットショップの在り方も変わり、海外のように生態販売が減っていくのではないでしょうか？

やはり私達は相手を動物、犬や猫、人間より下等と思ってしまうから動物の命に対する危機感が薄いのかもしれません。もしもこれが私達人間だったらと考えてみてください。こんな扱い地獄ですよね。なんのために生きているのか？何のために生まれてきたのか？彼らも私達と同じ命なんです・・・

まだまだ闇は深いのでまたどこかで続きをお話しますね！